外部記憶装置│雑感

書き留めておきたいことをいろいろと

THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR 名古屋12/28

書いておかないと本当にきれいさっぱり忘れるので自分のためにちょびっとだけ書いておく。

 

3塁側スタンド真ん中ぐらいの席でした。某アイドル君のために買った防振双眼鏡は非常に役に立ち、エマがアニー見ながら笑ってギター弾いてる姿、塗ったネイルまでよく見えたよ。

ライトとスクリーンの使い方がとても良い。場面場面でフレームサイズと数が変わる。アリーナとスタンドの間の通路にぐるっと等間隔で置いたライトが天井中央一点に向けて照らすと小さいセンターステージが籠にいれたようでした。

エマのギターソロでギターの音と同期するスクリーンに映る赤い光の束の光量と速度。

小さく分割されたスクリーンに現在の彼らと過去の彼らの映像。

ロビンが「蘇るメカラウロコスペシャル」と裏タイトルをつけただけあるセットリスト。今年のツアーの武道館でだよね、ロビンが、メカラウロコは終わったんだけどでも…と匂わせたので、私は、じゃぁしょうがねえな名古屋チケット取るわ!…と決意したんだけどね、いやーほんとに「メカラウロコ」でした。活動再開してからのメカラウロコには、私はチケット外れたり場所が遠かったりで行けなかったから。嬉しかった。

センターステージでの思い出話と古い曲。ドームなのにライブハウスのような一体感。メンバーもオーディエンスも楽しくて声だして笑って手を振って、今日は長く演るという言葉どおり3時間を超えた楽しいライブ。

デジチケ、公演翌日にメンバーの音声メッセージとセットリストが配信されるのも本当によい。今回セットリスト会場ごと変えるんだもんね?

 

そのセットリスト、パンチドランカーが入ってたんですが。

パンチドランカー。

MCで結成時の思い出やメジャーデビューの話はすれど解散するに至った傷には触れなかったロビン。触れないんだなって思ったのだけど、触れないんだなって思った後に聴く、あの傷を負った「パンチドランカーツアー」のタイトル曲だったのでたまらなかったです。

あの時のバンドの雰囲気とこの日の彼らの違い。生きてればこんな日が来るんだと再集結した時も思ったけど、このバンドの誕生日にまた思いました。

年齢を重ねたからこそ明確になった幸せ。やれる事とそうじゃないこと。

若い時と比べてなんでもできるわけじゃないからこそ迷いのない想いが熱のあるパフォーマンスにつながってる。

 

…という気がしたので他のどの曲より私にはたまらない1曲でした。

 

そんだけでも忘れたくないなぁ。